〒920-0209
石川県金沢市東蚊爪町1丁目25
会宝総合研究所は以下の事業を目的としております。
・経営コンサルティング
・使用済自動車の部品の輸出事業のコンサルティング
・使用済自動車の適正処理、資源のリサイクル並びに環境負荷軽減に関するコンサルティング
・自動車リサイクルに関連する商品、設備、ソフトの開発・販売事業
・静脈産業に関する情報収集、研究・開発事業
・社員教育、専門職業人教育事業
・上記に関連する業務
静脈産業の教育機関として
会宝総合研究所は、自動車リサイクルを主事業とする会宝産業が、日本各地の自動車リサイクル事業者で結成した内閣府認証のNPO法人RUMアライアンスから委託された「自動車リサイクル技能者養成研修」のため、2007年に創設した教育機関(国際リサイクル教育センター:通称IREC)の管理・運営を担う事業からスタートしました。全国から集まる静脈産業で働く社員の研修・訓練を担いつつ、研修の企画、カリキュラムの編成、講師陣の整備などに取り組んでおります。
こうした静脈産業における教育機関としての活動は、JICAの注目をいただき、協力の下で、2010年2月、中南米4カ国から研修生14名を受け入れ、日本の自動車リサイクル事業の技術移転について3週間の研修を実施し、2012年3月にはフォローアップ研修がブラジルのブラジリアで開催されました。
また、会宝産業の海外事業の拡大に伴い、2011年12月には中国の大連近郊で計画されている静脈産業園区での研修支援に関する契約を締結しました。
2012年にはアフリカのナイジェリアからの研修生、2013年にはナイジェリア、コンゴ民主共和国の研修生を受け入れ、自動車リサイクル事業の研修を実施しました。
戦後の日本経済の復興・発展は、優秀な「ものづくり」と製品の輸出によるものでした。近年、韓国、中国のものづくりの進展に伴い、日本は海外のインフラ整備に必要な高速交通網、エネルギープラント(原発)などの移転に軸足を移しており、更に日本から輸出された製品群が、使用済みとなった後の処理のため、国内に育成された静脈産業の技術とシステムの海外移転を目指しつつあります。静脈産業はこれからの日本経済発展の原動力になろうとしております。
会宝総合研究所は、持続可能な開発を担う、静脈産業分野を担う内外の人材育成の機関を目指して、研鑽を続けます。皆様のご支援とご鞭撻を期待します。